おもに熱可塑性樹脂の成形加工に用いられており,樹脂を押出機(extruder)中で可塑化(加熱融解)し,流動状態にして,口金(ダイ)から押し出して成形品をつくる方法で,プラスチック製品のおもな製造法である.口金の形状を変えることにより,パイプ,棒,シート,フィルム,繊維,被覆電線などが製造できる.また,口金部分を回転させて網状製品(みかんを入れた網袋など)の製造や,押し出し物の引き取り方法を工夫することにより,ジャバラ状の管(洗濯機の排水ホースなど)が製造できる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…樹脂に核剤などを加え,成形サイクルを短くし,生産性をあげるようにする努力もされている(図3)。(4)押出成形extrusion molding 熱可塑性樹脂に対し用いられる。材料を押出機中で加熱,可塑化し,ダイから押し出し,冷却して製品を得る方法であり,パイプ,フィルム,電線被覆,板材,シートなどを連続的に得ることができる。…
※「押出成形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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