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冒疾(読み)ボウシツ

デジタル大辞泉 「冒疾」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐しつ【冒疾/×媢嫉】

[名](スル)ねたみにくむこと。
「真に羨まれ且つ或は―されて居るのだ」〈露伴・不安〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冒疾」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐しつ【冒疾・媢嫉】

  1. 〘 名詞 〙 ねたむこと。うらやむこと。
    1. [初出の実例]「先生と協心戮力す可き所の吏と雖も其功を媢疾(ボウシツ)し」(出典報徳記(1856)一)
    2. [その他の文献]〔書経‐秦誓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「冒疾」の読み・字形・画数・意味

【冒疾】ぼう(ばう)しつ

ねたみそねむ。疾。〔書、秦誓〕人の技るは、疾して以て之れを惡(そし)り、人の(げんせい)なるは、之れを(さ)りてせざらしむ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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