写実小説(読み)シャジツショウセツ

精選版 日本国語大辞典 「写実小説」の意味・読み・例文・類語

しゃじつ‐しょうせつ‥セウセツ【写実小説】

  1. 〘 名詞 〙 写実主義に基づいて、自然人生社会を活写した小説。主にフランススタンダールバルザックフローベールの小説をこの名称で呼んだ。
    1. [初出の実例]「写実小説は非哀厭世の恨事を説く」(出典:非国民的小説を難ず(1898)〈高山樗牛〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む