冥助(読み)ミョウジョ

デジタル大辞泉 「冥助」の意味・読み・例文・類語

みょう‐じょ〔ミヤウ‐〕【冥助】

神仏の目に見えない助け。冥加みょうが
福徳大神の―を受けているなどと」〈芥川地獄変

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精選版 日本国語大辞典 「冥助」の意味・読み・例文・類語

みょう‐じょミャウ‥【冥助】

  1. 〘 名詞 〙 目に見えない神仏の加護
    1. [初出の実例]「用此善因、奉資冥助、早遊十聖、普済三途」(出典:正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献物帳)
    2. 「宮ここに入御の御事、正八幡宮の衛護、新羅大明神の冥助にあらずや」(出典:平家物語(13C前)四)
    3. [その他の文献]〔広陵妖乱志〕

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