冷却地質速度計(読み)れいきゃくちしつそくどけい

最新 地学事典 「冷却地質速度計」の解説

れいきゃくちしつそくどけい
冷却地質速度計

cooling geospeedmetry

鉱物や岩石の化学的不均質性や微細構造を用いて地球惑星物質が経験した温度・圧力・応力・歪み速度等の時間変化率を推定する方法である地質速度計は,狭義では冷却速度の推定方法であり,冷却地質速度計と呼ばれる。岩石やマグマが急速に冷却する場合には,化学反応が温度変化に追従できず,鉱物や岩石中に化学的不均質性や特異な微細構造が形成され,それらを定量化することで冷却速度を推定できる。Wood(1964)によって初めて考案され,Lasaga(1983)が初めて地質速度計の用語を用いた。冷却速度等を推定できれば,冷却を生じさせた動的過程の解明につなげることができる。参考文献:A.C.Lasaga(1983) Kinetics and Equilibrium in Mineral Reactions, S. K. Saxena ed., Springer, 81

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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