凌雲寺跡(読み)りよううんじあと

日本歴史地名大系 「凌雲寺跡」の解説

凌雲寺跡
りよううんじあと

[現在地名]山口市大字中尾

西鳳翩にしほうべん山の東麓、中尾なかお高台で、東方には鋤先すきざき山がそびえる景勝の地。寺地は南面する。

宗派、山号ともに不明であるが、開山は了庵桂悟、大内義興の開基とされる。義興は享禄元年(一五二八)一二月、山口で没し、傑叟義秀と諡して凌雲寺に葬られた。以後凌雲寺は義興の菩提寺とされたが、いつの頃にか廃寺となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む