日本歴史地名大系 「凌雲寺跡」の解説 凌雲寺跡りよううんじあと 山口県:山口市中尾村凌雲寺跡[現在地名]山口市大字中尾西鳳翩(にしほうべん)山の東麓、中尾(なかお)の高台で、東方には鋤先(すきざき)山がそびえる景勝の地。寺地は南面する。宗派、山号ともに不明であるが、開山は了庵桂悟、大内義興の開基とされる。義興は享禄元年(一五二八)一二月、山口で没し、傑叟義秀と諡して凌雲寺に葬られた。以後凌雲寺は義興の菩提寺とされたが、いつの頃にか廃寺となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by