凌霄(読み)りょうしょう

精選版 日本国語大辞典 「凌霄」の意味・読み・例文・類語

りょう‐しょう‥セウ【凌霄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「霄」は空の意 ) 空をしのぐこと。志の高いことのたとえ。
    1. [初出の実例]「歴劫末々不動揺、巍峩万仭碧凌霄」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・道号・古山)
    2. [その他の文献]〔陸機‐遂志賦〕
  3. りょうしょうか(凌霄花)塵芥(1510‐50頃)〕
    1. [初出の実例]「凌霄雲に翻り、桂香月を薫ず」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「凌霄」の読み・字形・画数・意味

【凌霄】りようしよう(せう)

空高く上がる。宋・王安石〔孤桐〕詩 天質自(おのづか)ら森森(しんしん) 高、 霄(そら)を凌ぎて、己を屈せず 地を得たるも、本(もと)

字通「凌」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む