出しゃばる(読み)デシャバル

デジタル大辞泉 「出しゃばる」の意味・読み・例文・類語

で‐しゃば・る【出しゃばる】

[動ラ五(四)]よけいな口を出したり手出しをしたりする。「関係ないことに―・るな」
[類語]出過ぎるしゃしゃり出る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出しゃばる」の意味・読み・例文・類語

で‐しゃば・る【出しゃばる】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 自分に関係ないことに、よけいな口出しや手出しをする。また、他をおしのけてさし出る。分際を越えて厚かましく口出しをする。出すぎる。
    1. [初出の実例]「出しゃばるは雲無心なり月のまへ〈雲〉」(出典俳諧・新続犬筑波集(1660)一七)
    2. 「ちっとだまるが能はな。年老のくせに出(デ)しゃばってからに」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

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