出口の茶屋(読み)デグチノチャヤ

関連語 下々 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「出口の茶屋」の意味・読み・例文・類語

でぐち【出口】 の 茶屋(ちゃや)

  1. 出口[ 二 ]をはいったところに軒を並べていた茶店。客を待たせ、揚屋門口まで送って行き、昼間は、端女郎を揚げて遊ばせた。
    1. [初出の実例]「あげやの下々、出口(デグチ)茶屋、おろせにいたるまでも、それぞれに物をとらせ」(出典仮名草子・都風俗鑑(1681)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android