日本歴史地名大系 「出大工町」の解説 出大工町でだいくまち 石川県:金沢市金沢城下第五連区出大工町[現在地名]金沢市片町(かたまち)二丁目木倉(きぐら)町に続き、大野庄(おおのしよう)用水に架かる御荷川(おにかわ)橋に至り、塩川(しおがわ)町に続く通りを挟む両側町。北東は大藪小路(おおやぶしようじ)と長(なが)町、南東は北長門(きたながと)町。大野庄用水は御荷川橋近くで分流、本流は北流して長町へ、分流は北西の塩川町へ流れる。なお、御荷川橋は出大工町橋ともよばれていた(文政六年町奉行より出候町名)。町名は寛永八年(一六三一)の大火後、藩が宅地を与えた拝領地大工が居住したことによる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by