出殻(読み)だしがら

精選版 日本国語大辞典 「出殻」の意味・読み・例文・類語

だし‐がら【出殻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 煮出して出し汁をとったあとのかす
    1. [初出の実例]「蕎麦切より引っかけるがよいわい〈略〉次(ついで)に、だしがらを貰うて来よ」(出典歌舞伎伊賀越乗掛合羽(1776)一一段)
  3. 茶を煎(せん)じ出したあとのかす。茶殻
    1. [初出の実例]「古されて今さらなにとせんじ茶の身は出しがらとすてらるるうさ」(出典:狂歌・飲食狂歌合(1815))

で‐がら【出殻】

  1. 〘 名詞 〙でがらし(出涸)
    1. [初出の実例]「吸子(きふす)うちも早や出殻(デガラ)となりて、新茶のかをり既にうせたり」(出典:落梅集(1901)〈島崎藤村七曜のすさび・火曜日の新茶)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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