出し汁(読み)ダシジル

デジタル大辞泉 「出し汁」の意味・読み・例文・類語

だし‐じる【出し汁】

かつお節などの削り節昆布煮干しなどを煮出した汁。汁物煮物などの味をよくするために用いる。煮出し汁だし
[類語]出し煮出し煮出し汁

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「出し汁」の意味・わかりやすい解説

出し汁
だしじる

出し,ストックともいう。肉類およびその骨,魚介類,干ししいたけ,こんぶ,生野菜などを煮出した汁。一般に,材料単独で用いるよりも動物性のものと植物性のものとを取混ぜたほうが,味が複雑で美味となる。かつお節の出しのとり方は,水を沸騰させてからかつお節を入れ,再び沸騰したら火を止める。この上澄みを一番出しといい,吸い物や茶碗蒸しに用いる。こんぶは沸騰直前に取出すこと,肉類の場合は,あくや脂肪を取除くことがこつである。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「出し汁」の解説

だしじる【出し汁】

煮出したり、水に浸したりして、材料のうまみを浸出させた汁。日本料理では、かつお節・昆布・煮干し・干ししいたけなどが代表的な材料で、料理によって鶏がらや牛・豚の骨、魚のあらなども用いる。◇「だし」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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