ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「出生体重」の意味・わかりやすい解説 出生体重しゅっしょうたいじゅうbirth weight 出生時における新生児の体重をいう。在胎週数には関係しない。出生体重を規定する因子は,性別,母の年齢・体格・栄養状態・職業,妊娠中の合併症の有無,出生順位,人種,奇形などの異常の有無,胎児数など多様であるが,男女とも約半数は3~3.5kgである。 2.5kg以下を低出生体重児,4kg以上は巨大児という。体重は出生後3~5日の間に一時的に 10~15%減少し,生後7~15日で回復する。この生理的体重減少が終ったのちは体重が急速に増加し,3ヵ月頃までは1日 20~25gの割合で増加を続け,4ヵ月では出生体重のほぼ2倍に達する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by