出砂島射爆撃場(読み)いですなじましやばくげきじよう

日本歴史地名大系 「出砂島射爆撃場」の解説

出砂島射爆撃場
いですなじましやばくげきじよう

空軍射爆場。一九九九年(平成一一年)三月現在の面積は〇・二四五平方キロ。地主数一人で年間賃借料は非公開。基地従業員はいない。当施設は沖縄島の北西約五六キロの太平洋上に位置する渡名喜島からさらに西方約四キロにある無人島の出砂島にあり、島全体が射爆撃場。一九四五年(昭和二〇年)四月に米軍の軍事占領後収用され、五四年一〇月射爆撃場として設定され、日本復帰後に提供施設となった。現在空軍のほか、海軍海兵隊(航空部隊)による空対地射爆撃訓練が行われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android