出羽海部屋

共同通信ニュース用語解説 「出羽海部屋」の解説

出羽海部屋

明治中期の1890年代に設立。「角聖」と称された第19代横綱常陸山が1914年に引退して継承し、隆盛を築く。保守本流の出羽海一門の中核で角界屈指の伝統を誇り31年春、夏場所では幕内力士20人を擁して番付片側を占めた。横綱は栃木山、常ノ花、佐田の山ら歴代最多の9人を輩出。元関脇鷲羽山、元小結舞の海らの個性派も生んでいる。部屋別優勝回数は52度で九重部屋と並びトップ。現在の師匠、元幕内小城ノ花は2014年2月に部屋を継承。初場所の番付では関脇御嶽海ら力士15人が所属。所在地は東京都墨田区両国。

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