刀下の鳥林藪に交わる(読み)トウカノトリリンソウニマジワル

精選版 日本国語大辞典 「刀下の鳥林藪に交わる」の意味・読み・例文・類語

とうか【刀下】 の 鳥(とり)=林藪(りんそう)に交(まじ)わる[=山林(さんりん)に帰(かえ)る]

  1. 斬り殺されようとした鳥がのがれて、林ややぶの中に遊ぶ意で、九死に一生を得て、蘇生の思いをするたとえ。
    1. [初出の実例]「是や此俎上の魚の江海に移り、刀下(タウカ)の鳥(トリ)林藪(リンソウ)に交(マシハ)るとは、只夢の心地ぞし給ける」(出典源平盛衰記(14C前)四七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む