刀下の鳥林藪に交わる(読み)トウカノトリリンソウニマジワル

精選版 日本国語大辞典 「刀下の鳥林藪に交わる」の意味・読み・例文・類語

とうか【刀下】 の 鳥(とり)=林藪(りんそう)に交(まじ)わる[=山林(さんりん)に帰(かえ)る]

  1. 斬り殺されようとした鳥がのがれて、林ややぶの中に遊ぶ意で、九死に一生を得て、蘇生の思いをするたとえ。
    1. [初出の実例]「是や此俎上の魚の江海に移り、刀下(タウカ)の鳥(トリ)林藪(リンソウ)に交(マシハ)るとは、只夢の心地ぞし給ける」(出典源平盛衰記(14C前)四七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む