刀環(読み)とうかん

大辞林 第三版の解説

とうかん【刀環】

刀のつかにかけた環。
〔漢書 李陵伝〕 故郷に帰ること。望郷の思い。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

とう‐かん タウクヮン【刀環】

〘名〙
① 刀のつかにつけた環。また、漢の李陵が匈奴に捕われていたとき、霍光らが匈奴に至り、酒席で李陵に目くばせをしながら刀環をまわし、「環」を同音の「還」にかけて、漢に帰還することをうながしたという「漢書‐李陵伝」に見える故事から、故郷にかえること。望郷の思い。
※徂徠集(1735‐40)七・擬送人謫羽州「一別刀環那可期、東荒自古羽山悲」 〔高適‐入昌松東界山行詩〕
② 頭に環のある刀銭。〔漢書‐食貨志・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

ラグビーワールドカップ2019日本大会

2019年9月20日から11月2日まで、日本で行われる15人制ラグビーの世界大会。ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビー(World Rugby)が主催し、ナショナルチームの世界一を決定...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android