分別晶出作用(読み)ぶんべつしょうしゅつさよう

百科事典マイペディア 「分別晶出作用」の意味・わかりやすい解説

分別晶出作用【ぶんべつしょうしゅつさよう】

晶出分化作用とも。地下マグマから晶出した結晶はマグマ残液と反応して結晶自身およびマグマの組成が変わる(反応原理)から,反応の程度いかんによりマグマ残液の成分変化経路はいろいろに変わる。このような影響過程を伴うマグマからの結晶作用を分別晶出作用という。
→関連項目マグマの分化

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岩石学辞典 「分別晶出作用」の解説

分別晶出作用

晶出した結晶が順に残液から分離することで形成されるマグマ分化作用[Becke : 1897, Harker : 1900, Bowen : 1921, 1922, Turner & Verhoogen : 1951].

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