マグマの分化(読み)マグマのぶんか

百科事典マイペディア 「マグマの分化」の意味・わかりやすい解説

マグマの分化【マグマのぶんか】

地下であるマグマから組成の異なる種々の火成岩ができること。その原因として,液体不混和現象,温度勾配(こうばい)によるイオン拡散ガスによる物質運搬分別晶出作用などが考えられるが,分別晶出作用が主要なものと考えられている。
→関連項目玄武岩

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のマグマの分化の言及

【結晶分化作用】より

…晶出分化作用ともいう。化学組成の均一なマグマから化学組成の異なる種々の火成岩が生ずることをマグマの分化と呼ぶ。特に,結晶作用によって,もとのマグマとは異なる化学組成の岩石が生ずることを結晶分化作用という。…

※「マグマの分化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む