コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

分娩損傷と対策 ぶんべんそんしょうとたいさく

1件 の用語解説(分娩損傷と対策の意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

ぶんべんそんしょうとたいさく【分娩損傷と対策】

 娩出(べんしゅつ)時に新生児が受けた外傷を分娩損傷といいます。損傷の原因は、巨大児(きょだいじ)、児頭骨盤不適合(じとうこつばんふてきごう)、骨盤位分娩(こつばんいぶんべん)、吸引分娩鉗子分娩(かんしぶんべん)などです。
 外傷には、種々の出血、末梢神経(まっしょうしんけい)のまひまたは離断(りだん)、骨折、内臓破裂などがあります。いずれも狭い産道(さんどう)からむりやり胎児(たいじ)を娩出しようとしてひっかかったり、胎児の心音が悪くなったために急いで胎児を出そうとするために生じます。
 損傷の予防には、分娩が始まる前に超音波検査などで児頭骨盤の大きさや状態をよく調べて、むりのない分娩計画を立てることが必要です。経腟出産(けいちつしゅっさん)がむずかしければ帝王切開(ていおうせっかい)を選択しますが、帝王切開は開腹手術なので、母親に麻酔や手術にともなうリスクがあり、つぎの妊娠時に子宮破裂をおこす危険が残ります。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

分娩損傷と対策の関連キーワード新生児期干出娩出新生児ドクターカー新生児一次性出血症新生児下痢新生児死亡率新生児出血性疾患新生児体重減少低体重新生児

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone