コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

分子内転位 ぶんしないてんいintramolecular rearrangement

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

分子内転位
ぶんしないてんい
intramolecular rearrangement

原子または原子団が,分子内でその結合位置を変える反応。たとえばクライゼン縮合において,フェニルアリルエーテルを熱すると,アリル基が酸素原子からベンゼン核の炭素原子上に転位してアリルフェノールとなる。このとき置換アリル基をもつフェニルエーテルを混合して熱しても,アリル基の交差が起らないことから,分子内転位と決められた。このほか,ベンジル酸転位ワーグナー=メールワイン転位なども分子内転位である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

分子内転位の関連キーワードベックマン(Ernest Otto Beckmann)転位(有機化学反応)ベックマン転位ベンジジン転位イソメラーゼ転位(化学)ワーグナーピナコール

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android