分荼離迦(読み)ふんだりか

精選版 日本国語大辞典 「分荼離迦」の意味・読み・例文・類語

ふんだりか【分荼離迦】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] puṇḍarīka の音訳 ) ( 「ふんだりきゃ」とも ) 仏語
  2. ふんだりけ(分陀利華)
  3. 地獄東西南北の門の外にあるという一六の小地獄の一つ。白い蓮華の咲く池をもつ地獄。
    1. [初出の実例]「四門之外、復有十六別処。其中有一処、名分荼離迦」(出典往生要集(984‐985)大文一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android