分骨(読み)ブンコツ

デジタル大辞泉 「分骨」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐こつ【分骨】

[名](スル)遺骨を2か所以上に分けて葬ること。また、その骨。「郷里分骨する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分骨」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐こつ【分骨】

  1. 〘 名詞 〙 死者の骨を二か所以上に分けて納めること。また、その分けた骨。
    1. [初出の実例]「其分骨を其宗の本山〈略〉に納むるもあり」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

葬儀辞典 「分骨」の解説

分骨

遺骨の一部をお墓とは別に分けて納骨すること。「宗派総本山に納骨したい」 「郷里のお墓にも納骨したい」などの理由で行います。分骨を希望する場合は、葬儀社に前もってその旨を伝えておくと、その用意をしてくれます。

出典 葬儀ベストネット葬儀辞典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android