切離す(読み)キリハナス

デジタル大辞泉 「切離す」の意味・読み・例文・類語

きり‐はな・す【切(り)離す/切(り)放す】

[動サ五(四)]一つの物や結びついている物を、切って離れさせる。切って別々にする。「貨車を―・す」「二つの問題を―・して考える」
[類語]断ち切る離す外す分ける分かつ分離する分かれる割れる離れる外れる離脱分裂分解解体独立分割四分五裂遊離隔たる遠ざかる遠のく離隔隔絶乖離かいりちぎれる張り裂ける折るへし折る折る折れる畳む折り畳む折り重ねる折れ曲がる折り曲げる曲がる折損屈折曲折屈曲真っ二つばらすぽっきりぽきりぼきぼきぽきぽきぼきりぽきんぼきんばきばきぱきぱきめりめりみりみりばりばり

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精選版 日本国語大辞典 「切離す」の意味・読み・例文・類語

きり‐はな・す【切放】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 一つのものや付いているものを切って離れさせる。切って分ける。きりはなつ。
    1. [初出の実例]「呂太后の戚夫人を殺て、手足を斬はなして目をくじりて」(出典:史記抄(1477)一三)
    2. 「手綱を敵に切離される掛念(けねん)は無かった」(出典武蔵野(1887)〈山田美妙〉上)
  3. きずなを切って、牛馬などをはなしてやる。きりはなつ。
  4. 非常の際に、獄につながれている囚人を一時釈放する。きりはなつ。

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