切畑権現山(読み)きりはたごんげんやま

日本歴史地名大系 「切畑権現山」の解説

切畑権現山
きりはたごんげんやま

小西こにし村・西山にしやま村の西方にあって、竹野郡との境界をなす。主峰は標高約四九四メートル。来迎らいごう山・切畑山・日暮ひぐらし山などともよばれ、中郡平野の東側の村々からは夕陽の入る山として親しまれた。また冬には権現山颪の吹く山でもある。

竹野郡側からは、近海航行の漁船の目標とされ、頂上にある吉野よしの神社(祭神広国押武金日神)は根付けの神ともされ、田植後登拝するものが多かったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む