精選版 日本国語大辞典 「切箸」の意味・読み・例文・類語 きり‐ばし【切箸】 〘 名詞 〙 薄い金属の板を切るのに用いるはさみ。[初出の実例]「今かなものの匠は唐剪刀の如きものをきりばしといへり」(出典:随筆・嬉遊笑覧(1830)一上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
事典 日本の地域ブランド・名産品 「切箸」の解説 切箸(金切鋏)[金工]きりはし(かなきりばさみ) 関東地方、千葉県の地域ブランド。館山市で製作されている。切箸とは、鋏の古い名称のこと。東京の秋葉原で1882(明治15)年に創業、大正年間に2代目が館山へ移った。金切鋏は、日露戦争においてロシア軍が張り巡らした鉄条網を切るために使われたことで一躍有名になった。昔ながらの火づくり加工という技法でつくられる金切鋏は、切れ味がよく機能美にも優れている。千葉県伝統的工芸品。 出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報 Sponserd by