初住(読み)しょじゅう

精選版 日本国語大辞典 「初住」の意味・読み・例文・類語

しょ‐じゅう ‥ヂュウ【初住】

〘名〙 仏語菩薩の修行階位である五十二位うち十信に次ぐ十住最初の位。十信を得たのち、界外の無明を伏することに向かうその最初の位。
※真如観(鎌倉初)「初住(ショヂウ)の位より等覚の位まで、八相成道を唱ふる衆生教化するを、分身即の仏と名く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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