初卯の杖(読み)はつうのつえ

精選版 日本国語大辞典 「初卯の杖」の意味・読み・例文・類語

はつう【初卯】 の 杖(つえ)

  1. 古く、初卯の日に悪鬼を払う意味地面をたたくために、大舎人寮・諸衛府から、天皇皇后東宮などに献上する杖。卯杖(うづえ)。《 季語新年
    1. [初出の実例]「あさましやはつ卯の杖のつくづくと思へば年の積もりぬるかな」(出典:散木奇歌集(1128頃)春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む