初湯(読み)ハツユ

デジタル大辞泉の解説

はつ‐ゆ【初湯】

産湯(うぶゆ)」に同じ。
新年になって初めて湯に入ること。また、その湯。正月2日が多い。初風呂。 新年》「去年(こぞ)よりの雪小止みなき―かな/万太郎

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精選版 日本国語大辞典の解説

はつ‐ゆ【初湯】

〘名〙
① 生まれた子どもを初めて入れる湯。産湯(うぶゆ)
※万代(1248‐49)釈教「いにしへのみ代のはつゆにくみ初めて遠くすむべき我が寺の水〈良印〉」
② 新年最初の入湯。正月二日の入湯。初風呂。《季・新年》
※俳諧・沙金袋(1657)一「草木や初湯の雨に潤年〈善種〉」

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世界大百科事典内の初湯の言及

【産湯】より

…3日めの産湯にはこのような儀礼的な意味があった。《三州奥郡産育風俗図絵》によれば,分娩して後産が出て,へその緒を始末してから生児を洗うのを〈初湯(はつゆ)〉または〈とりあげの湯〉といい,そのためには大すり鉢を用いた。三日の湯以後はたらいを用いたという。…

※「初湯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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