別心(読み)ベッシン

デジタル大辞泉 「別心」の意味・読み・例文・類語

べっ‐しん【別心】

そむこうとする気持ち。ふたごころ。
「頼朝―を存ぜずといへども」〈盛衰記・一三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「別心」の意味・読み・例文・類語

べっ‐しん【別心】

  1. 〘 名詞 〙 相手を裏切るような心。そむこうとする気持。ふたごころ。異心
    1. [初出の実例]「万機の心はすなわち祖仏の心なり、さらに別心あらずといふ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)三十七品菩提分法)
    2. [その他の文献]〔謝霊運‐登臨海嶠初発彊中作詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「別心」の読み・字形・画数・意味

【別心】べつしん

二心

字通「別」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android