利潤極大化の原則(読み)りじゅんきょくだいかのげんそく(その他表記)principle of profit maximization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「利潤極大化の原則」の意味・わかりやすい解説

利潤極大化の原則
りじゅんきょくだいかのげんそく
principle of profit maximization

企業は収入と費用の差である利潤を極大化することをその行動原理とするという近代経済学の考え方。資本主義経済では多数の生産主体にとって,生産物の社会的必要量を計測し,それによって各自の生産すべき量を決めることは不可能である。したがって個々の企業が生産量を決定する場合には,自己の収入と費用の差である利潤を極大化するように行動するものと仮定される。極大利潤は生産量1単位を追加することによって得られる収入 (限界収入) とそのために必要な費用 (限界費用) が等しくなるような生産量の場合に成り立つ。しかし一般に日本企業は当面の利益よりも販売市場におけるシェアの拡大を重視しがちであるといわれる。

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