制可(読み)セイカ

デジタル大辞泉 「制可」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【制可】

[名](スル)《「制」はみことのりの意》天皇許可を与えること。勅許

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精選版 日本国語大辞典 「制可」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【制可】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「制」はみことのりの意 ) 天子が詔して可とすること。天皇が政務を裁可すること。
    1. [初出の実例]「及元就書至、即制可之」(出典日本外史(1827)一二)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐故秘書監蘇公源明詩〕

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普及版 字通 「制可」の読み・字形・画数・意味

【制可】せいか

天子の許可。〔史記、秦始皇紀〕士と議して曰く、~臣等昧死して號を上(たてまつ)り、~命を制と爲し、令を詔と爲し、天子自らして(ちん)と曰はんと。王曰く、~號して皇と曰はん。他は議の如くせよと。制して曰く、可なりと。

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