制度的家族から友愛的家族へ(読み)せいどてきかぞくからゆうあいてきかぞくへ(その他表記)from institution to companionship

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

制度的家族から友愛的家族へ
せいどてきかぞくからゆうあいてきかぞくへ
from institution to companionship

E.W.バージェスが家族形態の歴史的変化の過程をとらえて表現した言葉。家族が古い慣習や家制度から解放されて,純粋な人間集団になっていく過程は,家族が近代化すればするほど進展する。まず基本的には一組の男女の愛情に基づく結合を出発にして家族集団が成立し,さらに親子が愛情によって結ばれ,内部の人間関係は相互の人格の尊重を前提にした平等の関係にもなってくる。こうした過程を彼は,制度としての家族に対し,友愛としての家族はその結合が相互の愛情に基礎をおく親しい結びつきを特色としているとみなした。

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