削弱(読み)サクジャク

デジタル大辞泉 「削弱」の意味・読み・例文・類語

さく‐じゃく【削弱】

[名](スル)けずって弱くすること。
「豊臣氏諸侯を―するを欲せざるにあらざるなり」〈田口日本開化小史

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精選版 日本国語大辞典 「削弱」の意味・読み・例文・類語

さく‐じゃく【削弱】

  1. 〘 名詞 〙 勢力などをけずって弱くすること。また、小さく弱いこと。
    1. [初出の実例]「雖孫皓之虐、不力度一レ徳、而争衡於中原、宜乎其削弱」(出典日本外史(1827)一二)

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普及版 字通 「削弱」の読み・字形・画数・意味

【削弱】さくじやく

国土が侵され、弱くなる。〔史記、魏世家論賛〕皆曰ふ。魏、信陵君を用ひざるを以ての故に、國せられてぶるに至れりと。

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