まえ‐ほろまへ‥【前幌】
- 〘 名詞 〙
- ① 褌(ふんどし)を締めた際、からだの前面の縦の部分をいう。
- [初出の実例]「又野がまへほろをつかんでさしのけ」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)
- ② 鳥の両脚の前部の突き出た所。
- [初出の実例]「首をつつと伸べ、まへほろ咬へて働かせず」(出典:浄瑠璃・本領曾我(1706頃)一)
- ③ 馬車、人力車などの幌の前部。
- [初出の実例]「前幌(マヘホロ)の隙間から覗くのだったけれども」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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