前幌(読み)まえほろ

精選版 日本国語大辞典 「前幌」の意味・読み・例文・類語

まえ‐ほろまへ‥【前幌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (ふんどし)を締めた際、からだの前面の縦の部分をいう。
    1. [初出の実例]「又野がまへほろをつかんでさしのけ」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)
  3. 鳥の両脚前部の突き出た所。
    1. [初出の実例]「首をつつと伸べ、まへほろ咬へて働かせず」(出典:浄瑠璃・本領曾我(1706頃)一)
  4. 馬車人力車などの幌の前部。
    1. [初出の実例]「前幌(マヘホロ)隙間から覗くのだったけれども」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

地表近くで見られる蜃気楼(しんきろう)現象の一種。晩春から夏にかけて、よく晴れた日に熱せられた道路のアスファルト面を遠くから視線を低くして見ると、水たまりがあるように見えることがある。これは地面付近の...

逃げ水の用語解説を読む