前沢宿(読み)まえさわしゆく

日本歴史地名大系 「前沢宿」の解説

前沢宿
まえさわしゆく

[現在地名]前沢町 七日町・三日町・新町

奥州街道の宿駅で仙台から一五番目。前宿の山目やまのめ(現一関市)から三里六町、次宿の水沢まで二里三〇町(増補行程記)。当宿から市野々いちのの(現一関市)母体もたい村・赤生津あこうづ村などへの道が分岐しており、賃銭は山目宿間が本荷一三四文・軽尻八九文・賃夫六七文、一関町間が本荷一五六文・軽尻一〇四文・賃夫七八文、水沢宿間が本荷一一四文・軽尻七六文・賃夫五七文、母体村間が本荷三九文・軽尻二六文・賃夫一九文、黒石くろいし(現水沢市)間が船渡ともで本荷六三文・軽尻四二文・賃夫三一文(前沢村安永風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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