前転(読み)ゼンテン(その他表記)forward shifting of tax

デジタル大辞泉 「前転」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐てん【前転】

体操で、からだを前方に回転すること。⇔後転

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「前転」の意味・わかりやすい解説

前転
ぜんてん
forward shifting of tax

納税義務者起点として,流通過程の前方,すなわち売手から買手に向って生じる転嫁をいう。たとえば土地の売手を納税義務者とする譲渡所得課税は,土地の売買価格引上げを通じて買手である消費者や不動産業者に転嫁する。後者はさらにこの土地を投入して生産した住宅価格を引上げて,その買手に転嫁することができる。買手から売手に向ってなされる後転に対比される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android