前野雄吉(読み)まえの かつよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前野雄吉」の解説

前野雄吉 まえの-かつよし

1526-1601 戦国-織豊時代の武将
大永6年生まれ。前野宗康(むねやす)の長男前野長康(ながやす)の兄。織田信長につかえ,尾張(おわり)(愛知県)春日井郡柏井の小坂(おざか)氏の名跡をつぎ,織田信雄(のぶお)の守り役となる。吉田城にあって3000貫文を領したが,天正(てんしょう)18年信雄が豊臣秀吉により除封されたため,在所丹羽郡前野村に蟄居(ちっきょ)した。慶長6年9月13日死去。76歳。通称は孫九郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android