割付ける(読み)ワリツケル

デジタル大辞泉 「割付ける」の意味・読み・例文・類語

わり‐つ・ける【割(り)付ける】

[動カ下一][文]わりつ・く[カ下二]
割り当てる。割り振る。「仕事を―・ける」
割り付けをする。「カット体裁よく―・ける」
勢いよく断ちわる。
「ずーんと脳を―・けると」〈円朝真景累ヶ淵

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精選版 日本国語大辞典 「割付ける」の意味・読み・例文・類語

わり‐つ・ける【割付】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]わりつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 勢いよく断ち割る。強い力で切りつける。
    1. [初出の実例]「甲の鉢を板まで真二に破(ワリ)著けられ」(出典太平記(14C後)三一)
  3. 全体をいくつかに分けて、分配する。割り当てる。わりふる。
    1. [初出の実例]「右人、割附大野郷戸主服部連阿閇戸、随夫」(出典:正倉院文書‐神亀三年(726)山背国愛宕郡雲下里計帳)
    2. 「右の金子を年々に割付(ワリツケ)上納いたすならば」(出典:人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)
  4. 割り付けをする。

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