割床(読み)わりどこ

精選版 日本国語大辞典 「割床」の意味・読み・例文・類語

わり‐どこ【割床】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 割り込みで寝ること。一室内を屏風(びょうぶ)などで仕切り、二組以上の寝床を敷いて寝ること。また、その寝床。江戸時代、下級の遊女屋や宿屋などで多く行なわれた。特に、遊女屋の遊びの等級により、本部屋・回し部屋・割床などの区別があった。割。
    1. [初出の実例]「割床はどっちの根太のひびくのか」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)義五)
  3. ② 江戸時代、劇場にかかげられた看板の一つ。一枚の板に、下級の俳優の名前をいっしょに連記し、各人の定紋などはいっさい書かないもの。有名俳優の紋看板に対して、特に俗称されたもの。

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