割蓋(読み)ワリブタ

デジタル大辞泉 「割蓋」の意味・読み・例文・類語

わり‐ぶた【割(り)蓋】

手桶ておけ風呂下水などの蓋で、2枚以上を並べ合わせて一つの蓋としたもの。また、茶道具茶入れ水指みずさしなどの蓋で、縦に二つに割った形のもの。

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精選版 日本国語大辞典 「割蓋」の意味・読み・例文・類語

わり‐ぶた【割蓋】

  1. 〘 名詞 〙 二枚以上から成る蓋。桶(おけ)・風呂などの蓋で、二片以上のものを並べ合わせると一つの蓋になるようにしたもの。また、茶道具の茶入れ、水指(みずさし)などの蓋で、縦に二つに割った形のもの。
    1. [初出の実例]「其首手桶に入て、割蓋(ワリフタ)にて隠し」(出典浮世草子武家義理物語(1688)四)

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