劉辰翁(読み)りゅうしんおう(その他表記)Liu Chen-weng

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「劉辰翁」の意味・わかりやすい解説

劉辰翁
りゅうしんおう
Liu Chen-weng

[生]紹定4(1231)
[没]至元31(1294)
中国,宋末の学者詞人。廬陵 (江西省) の人。字,会孟。権臣賈似道を鋭く攻撃し,宋滅亡後は僧侶となって終った。そのはあまり彫琢に意を用いず,憂世の志を真率に流露した作が多く,沈痛な趣をもつ。主著『須渓集』 (7巻) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む