劉辰翁(読み)りゅうしんおう(その他表記)Liu Chen-weng

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「劉辰翁」の意味・わかりやすい解説

劉辰翁
りゅうしんおう
Liu Chen-weng

[生]紹定4(1231)
[没]至元31(1294)
中国,宋末の学者詞人。廬陵 (江西省) の人。字,会孟。権臣賈似道を鋭く攻撃し,宋滅亡後は僧侶となって終った。そのはあまり彫琢に意を用いず,憂世の志を真率に流露した作が多く,沈痛な趣をもつ。主著『須渓集』 (7巻) 。

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