力を付ける(読み)ちからをつける

精選版 日本国語大辞典 「力を付ける」の意味・読み・例文・類語

ちから【力】 を 付(つ)ける

  1. 体力気力学力、また、職業人としての実力などを向上させ、たしかなものにする。「若手が最近力を付けてきた」
  2. ちからづける(力付)
    1. [初出の実例]「えいえい声をしのびにして、馬にちからをつけておとす」(出典:平家物語(13C前)九)
    2. 「宿の主人は斯う繰返して力を附けて呉れたが」(出典:血を吐く(1925)〈葛西善蔵〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android