功銭(読み)コウセン

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「功銭」の意味・読み・例文・類語

こう‐せん【功銭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 奈良・平安時代、雇った者に対して、銭貨で支払われる手間賃
    1. [初出の実例]「大仏殿廂絵画師等毎人充日作物給功銭帳」(出典正倉院文書‐天平宝字三年(759)三月・東大寺大仏殿廂絵画師功銭帳)
  3. 鎌倉時代、幕府の御家人などが任官した時、朝廷に献上する金銭。成功銭(じょうごうせん)
    1. [初出の実例]「次御家人任官功銭事、有其沙汰」(出典:吾妻鏡‐仁治元年(1240)一二月一六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む