加多志波神社(読み)かたしばじんじや

日本歴史地名大系 「加多志波神社」の解説

加多志波神社
かたしばじんじや

[現在地名]鯖江市川島町

川島かわしまの西端、山裾にある。祭神多加意加美たかおかみ神。旧村社。八幡宮を合祀する。「延喜式」神名帳の今立いまだて郡一四座の一つ「加多志波カタシハノ神社」に比定されるが、創建年代は不詳。南北朝の頃、川島左近蔵人惟頼の崇敬厚く、社殿を造営し、数ヵ村の鎮守とし隆盛を極めたという(今立郡誌)。享保六年(一七二一)の「鯖江藩寺社改牒」には八幡宮について「宮殿弐間・三間、境内弐反弐畝歩、慶長検地除地、神田壱反、山壱ケ所、村より寄進、八幡宮為修理料分米五石、朝倉義景公より御除置候処、慶長之検地ニ落申之由、乍去、右之義景公墨印所持仕候」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む