加太越(読み)かぶとごえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「加太越」の意味・わかりやすい解説

加太越
かぶとごえ

三重県北部,鈴鹿山脈布引山地の間の鞍部にある峠。かつて伊勢と伊賀の国境をなし,奈良時代東海道鈴鹿峠でなくこの峠を越え上野盆地を横断し,木津川に沿って通じていた。現在は伊賀街道名阪国道 (国道 25号線) ,JR関西本線が通る。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む