加茂古墳群(読み)かもこふんぐん

日本歴史地名大系 「加茂古墳群」の解説

加茂古墳群
かもこふんぐん

[現在地名]小浜市加茂

加茂神社の北の山麓一帯にある六世紀後半から七世紀初頭の古墳二四基。俗に「づかな」と称されるが、塚穴の意味であろう。いずれも横穴式石室円墳とみられるが、封土の消失したものも多い。このうちみなみ古墳・きた古墳の二基は県指定史跡。

北古墳は「若狭の石舞台」とよばれ、当地方現存の横穴式石室では最大である。石室の主軸はほぼ南北で、玄室の幅約二・六メートル、長さ約四・七メートル、高さ約四メートルで天井石は四枚。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む