加藤将之(読み)カトウ マサユキ

20世紀日本人名事典 「加藤将之」の解説

加藤 将之
カトウ マサユキ

昭和期の歌人,哲学者 元・山梨大学教授;「水甕主宰



生年
明治34(1901)年7月3日

没年
昭和50(1975)年6月9日

出生地
愛知県名古屋市下之一色町

学歴〔年〕
東京大学哲学科卒

経歴
八高在校中石井直三郎指導を受け「水甕」入社。昭和15年「新風十人」に参加、16年歌集「対象」評論集「斎藤茂吉論」出版。34年より水甕主幹をつとめる。著書多数。歌会始選者。平成3年「加藤将之全歌集」(水甕社)が刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤将之」の解説

加藤将之 かとう-まさゆき

1901-1975 昭和時代の歌人,哲学者。
明治34年7月3日生まれ。石井直三郎の指導をうけ,短歌結社の水甕(みずがめ)社にはいり,昭和34年主幹となる。文部省図書監修官,山梨大教授などを歴任。カント研究など哲学に関する著作もおおい。昭和50年6月9日死去。73歳。愛知県出身。東京帝大卒。歌集に「対象」「懐仁堂」,歌論に「斎藤茂吉論」「実存短歌の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「加藤将之」の解説

加藤 将之 (かとう まさゆき)

生年月日:1901年7月3日
昭和時代の歌人;哲学者。山梨大学教授;「水甕」主宰
1975年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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