デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤常吉」の解説 加藤常吉 かとう-つねきち 1832-1864 幕末の武士。天保(てんぽう)3年生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩士。尊攘(そんじょう)派の池尻茂左衛門にまなぶ。文久3年(1863)藩命で京都におもむいた際,藩論が佐幕に一変して召還されたがしたがわず,京都にとどまる。元治(げんじ)元年萩(はぎ)藩士とともに禁門の変に出陣,敗れて同年7月21日天王山で自刃(じじん)した。33歳。名は任重。変名は南竹男。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例