池尻茂左衛門(読み)いけじり もざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池尻茂左衛門」の解説

池尻茂左衛門 いけじり-もざえもん

1802-1878 江戸時代後期の武士
享和2年生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩士。江戸で昌平黌(しょうへいこう),松崎慊堂(こうどう)の私塾にまなび,藩校明善堂の講師となる。尊攘(そんじょう)運動に奔走,文久3年(1863)七卿(しちきょう)落ちに同行し,幽閉される。のちゆるされ藩校教授となった。明治11年11月13日死去。77歳。本姓井上。名は始(はじめ)。字(あざな)は有終。号は紫海,葛覃(かったん)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android